日本力
- 作者: 松岡正剛,エバレット・ブラウン
- 出版社/メーカー: パルコ
- 発売日: 2010/01/30
- メディア: 単行本
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長い間様々なものを見つめてきた二人の人間が
その経験に裏打ちされた洞察で、現代の日本に蔓延している
喪失感、無力感、焦燥感がないまぜになったような空気を
切り裂いたような…そんな興奮を感じられた内容です。
印象的な言葉で綴られた、様々な示唆はわかりやすく身体に沁みとおります。
氾濫する情報と、激しく動く世界の情勢の中で、日本人、いえ私達自身が
どう生きていったらいいのか？自分の立ち位置はどこなのか？
そんな風に迷っている人に読んでもらいたい本です。
すべてを解決する万能の書ではありませんし、問題を解決して行くには
もちろん自分自身が取り組んでいかなくてはいけませんが
深く暗い森の中で、木々が切れて空が見え、方角がわかるような
旅先で道に迷ったとき、ふと一里塚を見つけたような
懐古主義に囚われることなく、宗教的悟りに逃げることなく
ただ日本人が本来持っていた能力とバランス感覚を取り戻して
これから先の日本人が、日本人らしく
豊かな精神性とずっと受け継がれてきた感覚を大事にして
世界の中で、これが日本なんだよーと
私達自身に日本人はこういう感じでいいねーと
生きていくための転換点が、この本の中に在るような気がします。
お薦めです。
テキサス親父演説集(DVD付)
- 作者: トニー・マラーノ
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2010/04/27
- メディア: 単行本
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テキサス親父演説集(DVD付) トニー・マラーノ
知る人ぞ知る、テキサス親父が本を出します(^_^)
Ｙｏｕ Ｔｕｂｅに独自の視点で、世の中のプロパガンダを壊すという趣旨の動画を
ＵＰされている方ですが、この方、本当に南部の親父さんぽくてかわいい(^_^)
ニコニコ動画にＵＰされている、和訳を付けて頂いたものを拝見しているのですが
とにかく面白いというか、なんというか(^_^)
共産主義嫌いで、民主党が嫌いで、エセエコロジストが嫌いで
独自の視点から、バッサリと切って捨てるその潔さは、痛快きわまりないです(^_^)
いやいや、親父そこまで言うかよ(^_^; 的な部分もありますが
キャラクター性もあって妙に憎めません(^_^)
日本人が本来言わなければならないこと、やらなければならない事を
「ヘーイ♪どうしたんだ日本の人達？もっと怒って言うべきことを言おうぜ？」
と、明るい口調で真摯に訴えかけてくれます。
外国に対して、やや遠慮がちな日本人ですが「もっと自信を持て！侍なんだろ君達は！」
と、私達を鼓舞して下さる彼の本は、彼の動画を見たことのない人に
きっと新しい視点を提供してくれると思います。
読んでない本を紹介するのは初めてですが、ニコニコ動画での内容を見ているので
敢えて発売前に紹介します。
対訳版になっているらしいので英語の勉強になるかもです(^_^)
是非手にとって読んでみて下さい(^_^)
長崎チャンポン袋麺について
以前、個人的インスタント麺ランキングという内容の日記をＵＰしたのですが
その際、マルタイの長崎チャンポン袋面が単品ではランク外だけど
具材と一緒に煮込むと化けるというコメントを入れました。
ところが、友人に言うほど美味しくないと言われたので、作り方を聞いてみたところ
炒めた具材を素早く沸騰したお湯の入ってる鍋に入れて麺と一緒に煮込んで作ったとの事
やまだは、炒めた具材を水の入った鍋に入れて煮立ててから麺と煮込んでいたのですが
試しに友人のやった方法で作ってみるとー…確かにいまいち美味しくないというか普通でした(^_^;
水から煮出していくと、すごく美味しいスープになるので、不味かった人は試してみて下さい。
娚の一生 ３巻
- 作者: 西炯子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/03/10
- メディア: コミック
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娚の一生 ３巻 西 炯子
最後までどうなるのかドキドキしてしまいましたが、完結しましたね〜♪
海江田のおっさんの一生懸命っぷりに萌えました(^_^)
とくにゼクシィ読んでたあたりに(^_^)
前巻までと違って、やや展開に事件が関係しすぎかなーという気もしましたが
ドロドロとしたやりとりを展開するよりは、からっとしてるのがこの二人にはいいかもしれません。
とりあえず、生きてる間に互いに好きになれる人に巡り会えて本当によかったですね、二人とも(^_^)
最初はもっとすかした話になるのかなーと思って読み始めましたが、やはり色恋沙汰は
みっともなく足掻いて自分をさらけ出してなんぼですね(^_^)
本当に好きなら、そうなってしまいますよね〜♪
そんなわけで、できたらその後のエピソードも描いて頂けたらと思います。
完結おめでとうございました。
中国についてちょっと考えを整理
ためしに中国共産党の立場になっていろいろ考えてみる。
国内に多くの民族を抱え下手するとソ連のように分裂、解体して弱体化しかねないので恐い。
チベットはとりあえず、ダライラマ１４世が死ぬまで現状維持して、ゆっくりとりこんでいく。
一人あたりのＧＤＰは少なく、貧富の差が激しい、輸出一辺倒になりがちな経済を安定成長に導くためにも内需を拡大して人口を生かした巨大市場に育てたい。
海軍力で大きくアメリカに水を空けられてるので、せめて太平洋地域の半分まで展開できる力が欲しい。
軍備の近代化、特に電子戦の分野でアメリカと互角に渡り合う力が欲しい。
そしてアメリカの属国である日本を中国の支配下におき、生かさず殺さずの状態でこき使う。
日本人は強い軍事力と政治力で押さえつけ、適度に自由を与えておけば言うこときくだろう
台湾も完全に中国の支配下に置き、日本と台湾で、アメリカに対する防壁を築きたい。
とりあえず共産党と人民軍の支配でなければ中国を統治することはできない。
アメリカの国債はほどほどに買っておいて、影響力を行使しつつ、リスク分散させる。
国内の資源を維持しつつ、今の内に他国の資源を買いあさり、将来の資源不足とアメリカ国債の暴落に備える。
人民に社会的な道徳心をもつよう教育する。
人民自身がバースコントロールを出来るようにする。
世論をある程度誘導できるように、情報の統制と運用を適度に行い、傾向を掴んでおく
他国に対して、いつでも好きなように世論を誘導できる体制を整える。
人民軍の圧力が恐いので、じわじわと切り崩しておく。
インドむかつく、インドウザい。
ロシア恐い、でも資源なくなったら終わり、日本と関係修復させてはならない。
日本しょーもない、いつでも捻れる、いずれ属国。
ベトナム、いつでも経済封鎖できる、もうすぐ属国。
タイ、いつでも水責めできる、ほとんど属国。
韓国、いつでも捻れるそのうち属国。
北朝鮮、ぼろぼろだけど防壁、生かさず殺さずで良いそのうち併合。
内需拡大して一人あたりのＧＤＰが日本並みになったら、文字通り中華帝国としての威容で世界に君臨し、中国的価値観を持つ新たな世界秩序を構築する。
うーんまあ、こんな所でしょうか？
しょーもない知識で書き連ねましたがー
日本にできることは、早期にロシアと平和条約を締結する、軍備をより精鋭化させる、空母の運用を行う、アメリカの軍事力の補完、台湾の現状維持、チベットの自治権回復、北朝鮮を塩漬けにしたままにする、インドの近代化をお手伝いする、中国の民主化の後押しと経済的安定を維持して国粋主義の台頭を未然に防ぐ、中国の市場を育てアメリカだけに頼らない状況を作る…くらいでしょうか？
どちらにしても中国なしでは回らない様相なのですがー
アメリカはアメリカで、離れようとするとウザイことやってくるし(T_T)
もう少し中国がカタギな国になってくれたらなー…まあ無理だけど(^_^;
うーん哀しいな日本(T_T)
まあ、一昔前ならいざしらず、今の日本人なら道を誤ることもないと思うので〜憲法改正して、集団的自衛権を確保し、独自の軍備を拡充しつつ平和国家として東アジア全体の安定と民主化に力を尽くす…というのが理想なのですがー(T_T)
ザ・コーグがアカデミー賞受賞(T_T)
でたらめな映画が、世界中であたかも真実のように捉えられてしまう事になる訳ですね？
哀しいことです。
というか、作った連中の偽善者ぶりに反吐がでる思いです。
伝統や文化など多面的なとらえ方をせず、ただイルカ漁のみに焦点をあて
えげつなく演出し、作為的に編集した映画が受賞するということに憤りを覚えます。
しかも制作者側は単純にイルカの水銀蓄積量のみをとりあげて、水俣病を持ち出してくる
ような厚顔無恥な連中です。
素直にイルカが可哀想だから殺すなという視点での映画であれば、まだ許せますが
薄汚いやり方で、水俣病被害を持ち出される事に怒りを覚えます。
水銀の影響に関しては確かに存在するとは思いますが、年がら年中イルカ肉を山ほど食べる訳ではありません
イルカの蓄積量が多いことは確かですが、生物濃縮の観点から、魚をよく食べる日本人は昔から水銀の
蓄積量は多い訳です、よっぽど偏った食生活、四六時中鯨肉を食べまくるとかせずに、バランスの良い
食事をとるようにしている人なら、問題にならないレベルの話ではないかと思うわけです。
それでも心配な人は、セレニウムをサプリで摂ればいいだけの話です。
和歌山の漁師の皆様にはがんばって欲しい、鯨もイルカも食べ方を知らないような連中に色々言われても
めげないでしっかりと自分たちの暮らし方を守って欲しいと思います。
大した応援はできませんが、せめて自分の意見をここに表明させて頂きます。
